二月 月例会(順不同)

  水ぬるむきれいに雑巾すすぎけり     アイ

  梅園の丘それぞれの人の波        栄子

  つるし雛ひとはり母の願い込め      和子

  春の暮潮の引くよに部屋陰る       要

  鬼子母神みみずく持つ手春寒し     かをる

  粕汁の郷愁を炊く昼下がり        シズ子

  まま事のつぶやき聞こゆつくしん坊   英子

  青空に触れし枝より梅開く        ふじ子

  そぞろ道探梅のそのほのかな香    雅子

  涅槃会に参りし身の幸せを       巳代子

  土筆の子探す川原に草野球      洋介